冬のアイドル続々登場! ルリビタキ
美しく愛らしい姿が人気のルリビタキ。今回は、次から次へと姿を見せてくれたルリビタキたちの紹介です。
冬になると、またルリビタキに会えるかな?と楽しみにしているのですが、年によっては、あまり見かけないこともあります。この冬はどうかな~?と思っていたら・・・思いがけず、多くのルリビタキたちが登場してくれました。
まず、トップバッターは、メスのルリビタキ。雑木林に隣接する道路で、食べ物を探していました。このメスは、全く逃げようとはせず、目の前で愛想を振りまいてくれました。
お次は、オス同士の縄張り争いを目撃。雑木林で、「カッカッ!」と相手を威嚇しながら、追いかけっこをしていました。至近距離で観察させてもらっていたのですが、こちらのことは眼中にない!といった感じで、縄張り争いに没頭していました。
そして、今度は、別の雑木林で、オスとメスの縄張り争いの現場に遭遇!
メスのすぐ近くにオスが登場!ゲジゲジ眉毛のような立派な眉斑の持ち主です。ゲジ眉君と命名。
けれども、このゲジ眉君は、すぐさま、メスに追い払われてしまいました。
その数日後、同じ場所へ行ってみると、ルリビタキのオスがいました。あのゲジ眉君か?と思いきや、別のオスでした。ここは、ルリビタキたちにとって、超人気スポットだったようです。
ようやく暖かくなってきたので、そろそろ虫たちも増え始めることでしょう。お腹いっぱい食べられるようになれば、縄張り争いも終わりですね。次の冬も、また会えると嬉しいです!ルリビタキさんたち!チュ!
<余談>
2月になっても、まだ、あちらこちらでルリビタキが縄張り争いをしていることに、あれ?と違和感を覚えました。通常なら、冬の初め頃には、とっくに縄張りが決まっていてもよさそうなのに。
この冬は、近隣の雑木林で広域にわたって間伐がおこなわれていたため、それも原因の一つかもしれません。冬を生き抜くための条件のよいエリアが急激に減ってしまった結果、複数のルリビタキの生息域が重なってしまったのかも。森の再生には時間がかかるのですが、ルリビタキたちには頑張って生き抜いてほしいです。
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<ルリビタキを脅かすもの>
森林・里山の減少:冬場はオスもメスも個々に、なわばりを持つので広めの生息域が必要です。
テーマ : 散策・自然観察
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